おっす！ひろしだ。
今日もmyfansについてこんなDMが来ていたので答えていければと思う。
匿名希望
夜叉鴉
といったメッセージ。
どっちも2022年6月に成立、施行されたAV出演被害防止・救済法（AV新法）という法律についての話だ。
クリエイターとして活動していくなら避けては通れないこの法律なのだが、DMくれた2人の場合はどちらも歴が長く、やめるまではないけどうまく付き合っていくしかない…という感想だな。
ということで、
今日はmyfansで活動を続けるうえで
- 契約書、同意書は必要なのか？
- AV新法について
詳しく解説していくぞ。
さっと読める目次
今のところmyfans（マイファンズ）は契約書は必要ないが…
結論から言えばmyfansはAV新法に関わる契約書の提出は義務付けられていない。
現状共演者との提出は必須としておりませんが、疑義がある際などにご提示を要請しております。その際に必要資料の提示がなされない場合は投稿の全削除・売上没収・凍結となります。
と公式サイトにも書いてある。
※2024年5月現在
とはいえ、
これはすべてのクリエイターを指しているわけでもないし、事実、提出が必要なパターンもあるのでその辺踏まえて更に続けて説明していく。
規制が厳しくなっている事実
2022年にAV新法ができてmyfansに限らずどこのファンビジネスサイトも
・やれ契約書出せだの、
・やれ身分証明書出せだの、
・出せないならアカウント凍結するだの、
法律を守るためにビジネスを続けていくために必死だ。
そりゃそうだ。
我々にしてみたら面倒な話だ！で済むかもしれないが、
仮に１人のクリエイターが法律を守らず摘発が入り、まるでかんなみ新地のように全店一斉閉店みたいに取り締まられたりしたらたまったもんじゃない。
だから、
どの会社も怪しいクリエイター、危なそうな人は排除しているわけだ。
守らず逮捕された事例
そんなAV新法ができてから2年。
ちらほらとニュースでこの法律で逮捕、書類送検されている事例も出てきた。
例えばこういったニュースや、
こういったニュースだ。
契約書の準備は必須
ニュースを見ているといずれのパターンも
・女性側から警察に相談
・調査が入り出演契約書や説明書を交わしてないことを確認
・摘発、逮捕
の流れになっているようだ。
なので、
クリエイターとして活動してくのであれば、女性との関係性構築はもちろん、女性との契約書を交わすことは必須になる。
提出するしないにかかわらずだ。
そもそもAV新法ってなんなの？全員に適応なの？
という話なのだが、AV新法を簡単に言えば、
女性がAV出演したくないのに出演を強制されるのを防ぐための法律（女性を守るための法律）
になる。
具体的な内容は
・契約時にAV新法に則った契約書を交わすことが必要
・契約して1ヶ月は撮影してはいけない
・撮影後、4ヶ月は公表（アップ）してはならない
・公表から2年間は無条件で契約解除できる（今は１年になったようだ）
という法律だ。
「おー、なかなかえげつないね！」
って感想だと思うが、ほんとそのとおりだ。
女性を守るための法律ということはわかるが、真面目に活動していたクリエイター、プロデューサー、健全なAV会社まで巻き込んで大ダメージを受けている。
対象は誰？
クリエイターとして動画を出す人全てだ。
ただ、一部例外があって「自分が女性で自分の動画をアップする場合は対象外」となる。
例えば
- 日常動画
- 水着動画
- オナニー動画
など自分の動画を自分の意思で自分でアップする場合はこの法律は適応されない。
一方、
- カップルクリエイター
- 夫婦クリエイター
- 女性をプロデュース
- AV撮影
などの場合はすべてに適応されるイメージになる。
※これはmyfansに契約書を出す出さないの話ではなく法律的に契約書の準備が必要になるという意味。それがAV新法だ。
AV新法を簡単に言えば
もっと噛み砕いて言うと、
撮影前に女性と契約書を交わし、
契約後、1ヶ月は気が変わるかもなので撮影はしないで、
撮影後、4ヶ月は気が変わるかもなので公開はしないで、
公開後、1年は気が変わって消して欲しいって言われたら消す。
そういうイメージだ。
調べれば調べるほど女性に有利な（女性を守るため）恐ろしい法律だと思う。
思うが、
そういう法律ができたので
・それでもクリエイターを続けるのか
・守れないのでクリエイターをやめてしまうのか
そういう話になってくるわけだ。
現に施行された当時はTwitterでも阿鼻叫喚だったぞ。
（本当に守られる女性がいるのであればいいと思うが実際のところはどうなんだろうな。普通に働いている人への弊害の方が大きい気がする）
契約書の雛形はmyfansが公開している
ちなみにこの法律の1つ目のポイントの「AV新法に則った契約書を女性と交わす」のところだが、
法律に関する書類作りになるので不備が許されない。
なので、
本来は行政書士などに有料で書類の作成を依頼することになる。
だが、
いろいろ調べていたらmyfansの方で「AV新法に関する契約書無償配布のお知らせ」という内容で公開されていた。
ほんとmyfansには感謝だよな。
↓ myfansが用意してくれているAV新法の契約書の雛形 ↓
myfansのAV新法に関する契約書無償配布のお知らせのTweetはこちら
※myfansにログインした状態で見ることが可能
この雛形を使ってがんばれば自力でも行けると思うが、難しいと思うなら大人しく行政書士にお金を払って頼んだ方がいいだろう。
Googleで
av新法 行政書士
で検索したら代行してくれる人がたくさん出てくる。
myfansはAV新法の契約書って必要？まとめ
ということで、
今日はmyfansを使うにあたって「AV新法の契約書が必要なのかどうなのか？」ということについて説明したがどうだっただろうか。
myfansのページにも書いてある通り、
「現状は必要ないが提出をお願いしたときは速やかに提出をお願いします」といったイメージだ。
なので、提出するしないは別として契約書の準備は必要になるということだな。
守るしかない法律
実際問題、
・この法律が◯ソだとか、
・早く改正しろだとか、
いろいろ言われているわけだが、だとしても施行されている以上、現状守るしかない。
実際に摘発、逮捕されている事例があるわけだ。
なので、
大事なポイントとして
・女性とAV新法に則った契約書を交わしておくこと
・契約後、1ヶ月は撮影しないこと
・撮影後、4ヶ月は動画を公開しないこと
を頭に入れておいてくれ。
さらに公開後、1年間は契約解除される可能性もあるということも覚えて置かなければならない。
内閣府のサイトがわかりやすい
ちなみに今日書いてきたことは内閣府のサイトを見ながら
・なるべくわかりやすく
・噛み砕いて
説明してきたが俺も法律のプロではないので解釈に違いがある可能性がある。
特に公表後1年の契約解除のところは士業の人でも解釈に差があるようなので気をつけてくれ。
※施行後すぐのときは経過処置で2年なら解除できたのでこの辺も変わってきているようだ。
